【天皇賞春2016】タンタアレグリアの予想と見解
タンタアレグリア(牡4、美浦)
生年月日:2012年03月29日
調教師:国枝栄
馬主:G1レーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:12戦2勝(2-5-0-5)
血統:父ゼンノロブロイ、母タンタスエルテ
近3走の成績と天皇賞(春)の予想・見解
未だ重賞は未勝利ですが、前走の阪神大賞典で4番人気ながら2着に好走し、一躍天皇賞で注目を浴びる存在になりました。
昨年2015年はクラシック戦線に参戦。青葉賞で2着に好走してダービーの出走権を獲得し、ダービーに出走して7着でした。また、秋はセントライト記念4着から菊花賞に出走し、ここでも4着に入着しています。ダービー、菊花賞ではいずれも馬券圏内に絡めなかったものの、上位に入線ということで将来性を感じたファンも多かったでしょう。前走の阪神大賞典で2016年にその素質が開花したという印象です。
2走前の2月のダイヤモンドステークスでは菊花賞以来4か月ぶりの出走ながら4着に好走し、古馬に混じっても十分に重賞戦線でやっていけることを証明しました。そして3月の阪神大賞典で2着に好走し、5月1日の春の天皇賞でG1のタイトルを狙える位置にまで来ました。
天皇賞は今年も強敵が多数出走してくるビッグレース。阪神大賞典の勝ち馬シュヴァルグラン、去年の有馬記念を制し、復帰戦である3月の日経賞も勝って勢いに乗るゴールドアクター、その2走ともゴールドアクターの2着に好走したサウンズオブアース、去年の菊花賞馬のキタサンブラックなどが虎視眈々と準備をしています。タンタアレグリアが容易に勝つことは難しいですが、2016年に入ってからの2走の充実した内容から、馬券に絡む可能性は非常に高い一頭です。
菊花賞(G1、京都・芝3000m)2015年10月25日 【4着】
1着 2-4 キタサンブラック(牡3)/北村宏司/5番人気
2着 6-11 リアルスティール(牡3)/福永祐一/2番人気
3着 8-17 リアファル(牡3)/C.ルメール/1番人気
4着 2-3 タンタアレグリア(牡3)/蛯名正義/6番人気
ダイヤモンドS(G3、東京・芝3400m)2016年02月20日 【4着】
1着 5-10 トゥインクル(牡5)/勝浦正樹/4番人気
2着 8-16 フェイムゲーム(牡6)/三浦皇成/2番人気
3着 2-3 ファタルモルガーナ(セ8)/内田博幸/8番人気
4着 4-7 タンタアレグリア(牡4)/蛯名正義/1番人気
阪神大賞典(G2、阪神・芝3000m)2016年03月20日 【2着】
1着 8-11 シュヴァルグラン(牡4)/福永祐一/1番人気
2着 6-6 タンタアレグリア(牡4)/蛯名正義/4番人気
3着 2-2 アドマイヤデウス(牡5)/岩田康誠/3番人気
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