【天皇賞春2016】アドマイヤデウスの予想と見解

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アドマイヤデウス(牡5、栗東)

アドマイヤデウス
生年月日:2011年06月06日
調教師:橋田満
馬主:近藤利一
生産者:辻牧場
通算成績:16戦5勝(5-1-4-6)
血統:父アドマイヤドバイ、母ロイヤルカード

 

近3走の成績と天皇賞(春)の予想・見解

アドマイヤデウスは、昨年の天皇賞春で3番人気に推された実力馬です。昨年は年明けの日経新春杯、日経賞とG2を連勝し、勢いのある新興勢力の一頭でした。快勝した日経賞の勝ち時計が優秀だったのも、人気になった理由の一つです。しかし、天皇賞春のレース本番では大外の17番からのレースとなり、常に外をまわらされ続け、レース中に骨折し、全く実力を出せないまま15着と敗退してしまったのです。幸いにもアドマイヤデウスの骨折は、比較的軽度のものでした。

復帰戦となった昨年の天皇賞秋こそ敗れたものの、ジャパンカップや有馬記念では穴馬の一頭に上げられていました。しかし、昨年秋に復帰してからの3走はかつてのアドマイヤデウスらしい内容ではありません。休養前のような走りは見られず、見せ場なく敗れる競馬が続いていました。

このまま走れなくなっていくのか懸念する声も囁かれ始めていましたが、昨年末の有馬記念あたりからアドマイヤデウスのレース内容は徐々に良化しています。その証拠に年明け初戦となった京都記念では、1着のサトノクラウンには離されはしたものの、2着馬とはクビ差の3着に好走します。続く阪神大賞典でも、上には離されましたが3着と安定した走りを見せています。

一年前の日経賞を速いタイムで勝利したように、もともと実力はある競走馬です。今年の2走は復調の兆しを見せつつあるので、巻き返しが期待されます。主戦騎手である岩田康誠騎手とアドマイヤデウスのコンビはすっかり定着しておりますが、岩田騎手は今年に入って未だに重賞未勝利。昨年13勝もあげていますが、今年は4月の時点で0勝で、スランプを心配する声も多いです。馴染みのコンビで人馬ともに復活に期待です。

 

有馬記念(G1、中山・芝2500m)2015年12月27日 【7着】

1着 4-7 ゴールドアクター(牡4)/吉田隼人/8番人気
2着 5-9 サウンズオブアース(牡4)/M.デムーロ/5番人気
3着 6-11 キタサンブラック(牡3)/横山典弘/4番人気

7着 3-5 アドマイヤデウス(牡4)/岩田康誠/11番人気

 

京都記念(G2、京都・芝2200m)2016年02月14日 【3着】

1着 4-7 サトノクラウン(牡4)/M.デムーロ/6番人気
2着 4-6 タッチングスピーチ(牝4)/福永祐一/3番人気
3着 2-2 アドマイヤデウス(牡5)/岩田康誠/4番人気

 

阪神大賞典(G2、京都・芝3000m)2016年03月20日 【3着】

1着 8-11 シュヴァルグラン(牡4)/福永祐一/1番人気
2着 6-6 タンタアレグリア(牡4)/蛯名正義/4番人気
3着 2-2 アドマイヤデウス(牡5)/岩田康誠/3番人気

 

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