【天皇賞春2016】レーヴミストラルの予想と見解

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レーヴミストラル(牡4、栗東)

レーヴミストラル
生年月日:2012年05月08日
調教師:高野友和
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:10戦4勝(4-1-1-4)
血統:父キングカメハメハ、母レーヴドスカー

 

近3走の成績と天皇賞(春)の予想・見解

レーヴミストラルは、レベルが高い世代と言われている現4歳世代の中でも、期待されている一頭です。3歳時に青葉賞を制し、古馬になってからも年明け初戦の日経新春杯を制するなど、順調に成長を続けています。問題視されているのは血統で、父キングカメハメハの産駒は好走歴が中距離に集中し、スローペースからの上がり勝負に実績があります。

キングカメハメハ産駒の春の天皇賞出走歴は、2015年がラブリーデイの8着とスズカデヴィアスの17着、2014年がヒットザターゲットの15着、2012年のローズキングダム15着など、のべ7頭が出走して0-0-0-7と人気に関係なく良い所が全くないのが現状です。レーヴミストラルも連対実績は1800mから2400mに集中し、青葉賞・日経新春杯共にスローペースからワンランク上の瞬発力で他馬を差し切ったもので、底力も必要とされる春の天皇賞では末脚が不発に終わることが懸念されます。

仮にスローペースになったとしても、直線に坂のない京都競馬場で、後方から直線だけで他馬を捉えるのは難しいため、3コーナーから徐々に上位進出する必要があります。しかし、早めに仕掛けることは、この馬の持ち味を削ぐことに繋がるため、どのようなレースをしようとも上位に入線することは厳しいと判断せざるを得ません。超スローペースかもしくは異常なほどのハイペースになり、前が総崩れとなった際の連下候補といった評価が妥当と言えます。

 

金鯱賞(G2、中京・芝2000m)2015年12月05日 【8着】

1着 7-10 ミトラ(セ7)/柴山雄一/5番人気
2着 1-1 ディサイファ(牡6)/四位洋文/1番人気
3着 2-2 サトノノブレス(牡5)/和田竜二/4番人気

8着 5-5 レーヴミストラル(牡3)/川田将雅/2番人気

 

日経新春杯(G2、京都・芝2400m)2016年01月17日 【1着】

1着 1-1 レーヴミストラル(牡4)/川田将雅/2番人気
2着 6-7 シュヴァルグラン(牡4)/C.ルメール/1番人気
3着 7-10 サトノノブレス(牡6)/武豊/4番人気

 

京都記念(G2、京都・芝2200m)2016年02月14日 【12着】

1着 4-7 サトノクラウン(牡4)/M.デムーロ/6番人気
2着 4-6 タッチングスピーチ(牝4)/福永祐一/3番人気
3着 2-2 アドマイヤデウス(牡5)/岩田康誠/4番人気

12着 5-9 レーヴミストラル(牡1)/川田将雅/1番人気

 

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