【天皇賞春2016】フェイムゲームの予想と見解

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フェイムゲーム(牡6、美浦)

フェイムゲーム
生年月日:2010年05月11日
調教師:宗像義忠
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:19戦5勝(5-2-1-11)
血統:父ハーツクライ、母ホールオブフェーム

 

近3走の成績と天皇賞(春)の予想・見解

今年で6歳となるフェイムゲームは、古馬になってからは2500m以上の中長距離重賞でのみ連対しており、過去の実績からも有力馬の一頭です。春の天皇賞は今年が3度めの参戦で、一昨年はフェノーメノの6着でしたが、昨年はゴールドシップの2着と好走しました。

一昨年の春の天皇賞は、鞍上の北村騎手が後にコメントしている通り仕掛けが遅れたのが原因で、上手く乗っていれば好勝負必至だったと言えます。この失敗を活かした昨年の天皇賞では、勝ち馬のゴールドシップに迫るクビ差の2着と激走し、これこそがフェイムゲームの持っているポテンシャルを引き出したレースとなりました。残り5Fから12秒以内のラップを刻み続けたレース内容からも、レベルの高い天皇賞であったことは言うまでもありません。

天皇賞の後は、秋になってオーストラリアへと遠征し、現地の中長距離G1を2戦して6着と13着に敗れましたが、年明けのダイヤモンドステークスでは58.5kgを背負いトゥインクルの2着と無難にまとめました。父ハーツクライの産駒には、距離が長いほどに頭角を現す馬が多く、血統的な不安も一切無いため状態面がポイントになりそうです。

今回は2ヶ月ぶりの実戦となりますが、ゴールドシップやフェノーメノ、ウインバリアシオンといった長距離G1で常に上位を賑わせていた一流馬が揃って引退した今、長距離実績ではナンバーワンの存在となっており、好勝負必至であることに違いはありません。

 

コーフィールドC(G1、豪コーフィールド・芝2400m)2015年10月17日 【6着】

1着 6 モンゴリアンカーン(牡4)/O.ボッソン
2着 7 トリップトゥパリス(セ5)/T.ベリー
3着 4 アワーアイヴァンホウ(牡6)/B.メルハム

6着 3 フェイムゲーム(牡6)/Z.パートン

 

メルボルンC(G1、豪フレミントン・芝3200m)2015年11月03日 【13着】

1着 19 プリンスオブペンザンス(セ6)/M.ペイン
2着 8 マックスダイナマイト(セ6)/W.マリンズ
3着 2 クライテリオン(牡5)/M.ウォーカー

13着 3 フェイムゲーム(牡6)/Z.パートン

 

ダイヤモンドS(G3、東京・芝3400m)2016年02月20日 【2着】

1着 5-10 トゥインクル(牡5)/勝浦正樹/4番人気
2着 8-16 フェイムゲーム(牡6)/三浦皇成/2番人気
3着 2-3 ファタモルガーナ(セ5)/内田博幸/8番人気

 

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