【天皇賞春2016】ゴールドアクターの予想と見解

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ゴールドアクター（牡5、美浦）

生年月日：2011年05月18日
調教師：中川公成
馬主：居城要
生産者：北勝ファーム
通算成績：14戦8勝（8-2-1-3）
血統：父スクリーンヒーロー、母ヘイロンシン

近3走の成績と天皇賞（春）の予想・見解

天皇賞春では1番人気が予想されているゴールドアクターですが、菊花賞では3着、アルゼンチン共和国杯、有馬記念、日経賞と勝っており、現在5連勝中です。菊花賞でも好走していることや芝2500メートルの重賞を3勝していることからもスタミナ面での不安がないこと、すんなり先行できること、折り合いもつくことなどもゴールドアクターの強さの理由となっています。

一方で不安要素もあります。速い馬場への対応です。ゴールドアクター自身は切れる脚があるというよりは長い距離のスパートに対応できる安定した脚が特徴です。そして、重賞3勝のいずれも重馬場であったり、タイムとしては平凡だったりしており、高速馬場での競馬ではありません。ですので、あまり高速馬場の対応ができないのではないかという不安材料もあります。天皇賞春が開催されるのは京都競馬場の開催になって2週目とフレッシュな状態です。そのため、天候に大きな乱れがなければしっかりした馬場で行われ、高速馬場が期待されます。そうなるとはたして対応できるのかどうか、このあたりが不安です。菊花賞の時も3着とはいえコンマ7秒差で、かなりの差はついています。当時2着のサウンズオブアースに続けて勝っているとはいえ、差は少なく、ちょっとした展開の差で逆転可能です。

とはいえ、安定感は抜群で、他の馬もあまり順調に来ているという感じではありません。また騎手とのコンビネーションもばっちりなのであっさり勝つこともありえますが、ちょっとした差で惜しくも敗れるということも十分に考えられます。

アルゼンチン共和国杯（G2、東京・芝2500m）2015年11月08日　【1着】

1着　7-15　ゴールドアクター（牡4）／吉田隼人／1番人気
2着　7-14　メイショウカドマツ（牡6）／蛯名正義／4番人気
3着　8-18　レーヴミストラル（牡3）／川田将雅／3番人気

有馬記念（G1、中山・芝2500m）2015年12月27日　【1着】

1着　4-7　ゴールドアクター（牡4）／吉田隼人／8番人気
2着　5-9　サウンズオブアース（牡4）／M.デムーロ／5番人気
3着　6-11　キタサンブラック（牡3）／横山典弘／4番人気

日経賞（G2、中山・芝2500m）2016年03月26日　【1着】

1着　8-9　ゴールドアクター（牡5）／吉田隼人／2番人気
2着　4-4　サウンズオブアース（牡5）／福永祐一／1番人気
3着　2-2　マリアライト（牝5）／蛯名正義／4番人気

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