【天皇賞春2016】サトノノブレスの予想と見解
サトノノブレス(牡6、栗東)
生年月日:2010年03月18日
調教師:池江泰寿
馬主:里見治
生産者:メジロ牧場
通算成績:23戦5勝(5-4-4-10)
血統:父ディープインパクト、母クライウィズジョイ
近3走の成績と天皇賞(春)の予想・見解
サトノノブレスは、デビュー時からかなり注目された馬でしたが、その期待にはなかなか応えられないレースが続いています。神戸新聞杯で3着に入り、菊花賞では不良馬場の中2着に健闘し、次の日経新春杯では勝利し、一躍注目馬となりました。しかし、その後はG1ではなかなか通用せず、ここまで勝っているのは小倉記念と中日新聞杯というローカル重賞にとどまっています。結果を出した重賞は他にも金鯱賞と日経新春杯のみで、特定の競馬場とレースに限られているのが現状です。
弱点は速い脚が使えない点です。小倉記念では上がり最速で勝ちましたが、あくまで雨の中で行われたレースであり、それ以外では上がり2番目、3番目がチラホラある程度です。斤量を多く背負わされるレースで好走していることから、斤量を苦にすることはなく、天皇賞春などで重い斤量を背負わされて沈むということはないでしょう。もしサトノノブレスが好走するならば、雨が降った場合、もしくは内枠に入り、最内をぴったり回ってきた場合が合わさった時です。パンパンの良馬場ではサウンズオブアースなどがいるため、なかなか太刀打ちできませんが、前目でスタミナのロスなく回ってきた場合には十分にチャンスがあります。そのためには内枠に入り、その位置を手にするのに無駄なパワーを要さない場合です。外枠に入ると多少厳しいのではないでしょうか。
騎手が誰になるかも関係しますが、長距離の実績に長けた騎手が乗るとひょっとしたら3着以上が狙えるかもしれません。
金鯱賞(G2、中京・芝2000m)2015年12月05日 【3着】
1着 7-10 ミトラ(セ7)/柴山雄一/5番人気
2着 1-1 ディサイファ(牡6)/四位洋文/1番人気
3着 2-2 サトノノブレス(牡5)/和田竜二/4番人気
日経新春杯(G2、京都・芝2400m)2016年01月17日 【3着】
1着 1-1 レーヴミストラル(牡4)/川田将雅/2番人気
2着 6-7 シュヴァルグラン(牡4)/C.ルメール/1番人気
3着 7-10 サトノノブレス(牡6)/武豊/4番人気
中日新聞杯(G3、中京・芝2000m)2016年03月12日 【1着】
1着 3-5 サトノノブレス(牡6)/川田将雅/1番人気
2着 7-15 ファントムライト(牡7)/戸崎圭太/9番人気
3着 7-13 レコンダイト(牡6)/武豊/13番人気
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