天皇賞春のレコードタイム
年月日・競馬場(天候・馬場) | 馬名(性齢) | 重量 | 騎手 | タイム |
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2006年4月30日 京都(晴・良) | ディープインパクト(牡4) | 58kg | 武豊 | 3:13.4 |
単勝オッズ1.1倍という圧倒的1番人気に推されたディープインパクトが優勝した天皇賞春。予想通りの圧勝であったわけですが、それでもその勝ち方は多くの競馬ファンに衝撃を与えました。
1.1倍の1番人気でスタートした天皇賞春でしたが、スタートでは出遅れて会場はどよめき、不穏な空気が漂う走りだしとなりました。しかし向正面でポジションを上げた勢いのまま、3コーナーからまくって4コーナーに入る頃には先頭に立つという予想だにしない展開に。
先行勢しかり、後方の軍団も面を喰らった様子で動き出していましたね。直線を向くとここからは完全に独走状態です。後続をグングンと引き離していき、後ろから手応え良くリンカーンが詰めてきますがこれを寄せ付けず3馬身半差をつけて快勝しました。
ラップタイムは13.0-11.7-11.5-11.9-12.2-12.2-12.0-13.2-12.6-12.7-12.9-12.7-11.3–11.0–11.2–11.3。
ラスト4Fからは完全にディープインパクトが独りで刻んだもので44.7、ラスト3Fは33.5。これは驚異的な数字で、さらにレコードタイムの3:13.4というタイムも1997年のマヤノトップガンが持っていたレコードタイム3:14.4を1秒も短縮したのだから驚きです。
数々の伝説を残してきたディープインパクトですが、天皇賞春のレコードVは中でも衝撃的なものでした。記憶と記録に残る、まさに”伝説のレース”となったのでした。
[動画]JRA公式チャンネル:https://www.youtube.com/user/jraofficial
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